
ESGへの取組みとして
電力の再エネ化を
オススメします
皆さんは「ESG」という言葉をご存知でしょうか?
2015年パリ協定の採択後、脱炭素化に向けた機運が高まっており、その流れに合わせ、ESGの観点を持つ企業が増加しております。
この記事では、ESGについて、また、ESGと脱炭素との関わりについて、ご紹介いたします。
ESGとは?
ESGとは、
- ・Environment(環境)
- ・Social(社会)
- ・Governance(企業統治)
の3つの総称を指します。それぞれの具体的な内容は以下の通りです。
これら3つの項目の観点を持つ企業や具体的な取組みを行っている企業は、長期的な成長ができるとみなされます。反対に、これらの観点を持たない企業や具体的な取組みを行わない企業は、長期的な成長が難しいとみなされてしまいます。
また、上記の観点に基づいて行われる投資を「ESG投資」と呼び、実際に融資の際の判断材料として、ESGの観点が用いられたり、ESGに取組む企業専用の融資プランが誕生したりと、各金融機関で、ESG投資への取組みを行われています。
そのため、ESGの観点を持たない企業は、今後資金調達が困難になるなどの、実害が及ぶ恐れがあります。
このように、昨今企業経営において重視され始めたESGの観点ですが、脱炭素とは、どういった関係性を持つのでしょうか?
ESGと脱炭素との関係性
2015年のパリ協定採択以降、脱炭素社会達成に向けた機運が高まりを見せています。
地球温暖化を防ぐためには、温室効果ガスの排出量削減、つまり脱炭素化が必須であり、もし脱炭素が達成できなかった場合、我々の生活に大きな被害がもたらされる可能性があります。
そのため、脱炭素経営を行う企業は、今後持続可能な社会の実現に寄与する企業とみなされ、反対に脱炭素経営に関心のない企業は、今後の持続可能な社会の実現には、不要な企業と考えられてしまう恐れがあるのです。
この「脱炭素経営」がESGのEnvironment(環境)に関わるため、脱炭素とESGとの関わりは、非常に深いと言えます。
ESGへのおすすめの取組み手法
ESGへの取組み手法として、おすすめなのは電力の再エネ化です。
電力の再エネ化は、脱炭素とも大きな関わりがあるだけでなく、指標として非常にわかりやすいため、ESG投資を検討している投資家から、好感を持たれやすいというメリットもあります。
ここでは、電力の再エネ化を達成する手法を3つご紹介します。
①電力会社からの再エネ電気の購入
各電力会社では、再エネ100%を達成するための電気プランが登場しています。
上記の電力プランを選択することで、通常の電気料金よりは約1円/kWh程度料金を上乗せすることになりますが、簡単に再エネ100%を達成することができます。
②環境価値の購入
環境価値とは、「CO2を排出しない」ということに付与される価値のことを指します。環境価値は、売買することが可能で、環境価値を購入することで、自社の環境価値に置き換えることができます。
現在、日本で取引されている環境価値は
- ・J-クレジット
- ・グリーン電力証書
- ・非化石証書
の3種類があり、これらを購入して自社の電力使用によるCO2排出量に充当することで再エネ100%を達成することができます。
③自家消費型太陽光発電の導入
自家消費型太陽光発電を導入することで、直接的に再生可能エネルギーを調達することができます。
自家消費型太陽光発電の導入では、環境価値取引等の無駄な手間を無くして、再エネが調達できるだけでなく、電気代や環境価値の価格に左右されないため、コスト面でも非常に安定しています。
上記の手法に取組むことで、脱炭素経営を行いながら、ESGの取組みを満たすことができます。
まとめ
ESGの観点は、企業が今後生き残る上で、非常に重要なものとなります。裏を返せば、今ESGに取組むことで、他社と差別化を図ることができ、今後の業績UPや成長に繋げることができるチャンスだとも、捉えることができます。
中でも、再エネ100%の達成は、ESGの手法として取組みやすく、かつ分かりやすい指標となるので、非常にオススメです。
ぜひ、皆様もESGへの取組みをご検討ください。
太陽光発電に関してお悩みの際は、お気軽にご相談ください。

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